LINE奮闘記やで。【桝本コージ】
キャバ嬢様から連絡が来ました。
まぁ仕事なので当たり前だけど、1か月以上も連絡無かったのに誕生日が来たので営業メールでしょう。
そもそももう1年以上も前に社長に連れて行って貰ったお店の女性で、明らか僕は自分で来れる程お金持って無いですよオーラ満載やし、社長とも行っていない。
それなのにたまに連絡が来る。キャバ嬢と言う仕事も大変だなと思う。だがもうお互いのために返事はしないでおこう。向こうももう僕が完全に無視した方が無駄なLINEなどしなくて良いし、僕もいちいち返事しなくても良くなる。そうしよう。無視して寝よう。
朝返してもた。
いやこれは、やっぱ自分が既読スルーなんてされたらムカつくし、誕生日を迎えたんだよって報告なだけで誘われたわけでもないのに無視するのは人として普通に失礼だ。
しかし、『1個年をとったよ』と言う事は誕生日が既に過ぎたって事。
誕生日前に送って来てるなら僕に祝って欲しいって気持ちもあるかもやけど、終わってからの報告は誕生日は彼氏や他の人に祝って貰ってる証拠。やはり返事をする必要は無い。もうこんな無意味な関係は続ける必要なんて全くない。
お気にのスタンプ送ってもた。
しかも2分後に。
しかしスタンプって言うのは返事であって返事でない。もうそろそろ会話終わりますよって合図も少なからず含まれている。
しかも、相手は素直に『ありがとう』とだけ言っているだけ。本当に僕に誕生日だった事を伝えたかっただけかもしれない。
考えたら、誕生日の営業LINEを送るなら誕生日前に送るだろう。先ほど彼氏がどうのこうの言ったけど、もし誕生日前に僕に『もうすぐ誕生日なんだよ』的なLINEをしたらそれこそ『誕生日だからお店に来て』感が出てしまう。そう言う風に僕に思って欲しくない、本当に純粋に心から祝って欲しい、だからこそ誕生日が過ぎてから僕にLINEをしたんじゃないだろうか。これはご飯くらいはご馳走して上げても良いのかもしれない。
やっぱ営業LINEやったんかぇ。
マイケルの浮かれ具合がかわいそうかやわい。
やっぱりだったか。そんな事は百も承知である。誕生日前であろうが後であろうがキャバ嬢様が僕に送って来るLINEなど全て営業に決まっている。てかこのLINE自体お店用だろう。個人の携帯とは分けて、完全に仕事用のLINEなのだろう。
そうなってくると本当に返事などしなくても相手は傷つく事は無い。僕は下心とか好意とかで返事してたのでは無く、向こうが嫌な気持ちになるんじゃないかと言う気持ちだけで返事をしていたんです。しかしその気持ちが無いのだと分かるともう返事する必要は全く無くなるわけです。本当の本当にスッキリとしました。むしろ清々しい気持ちで既読スルーをする事が出来る。
行きたーーーいーーーーーやあらへん。
横棒どんだけ使うねん。
そやでー。そやでー。のくだり何やねん。
もう仕方ない。何を考えようが返事はしてしまう。無視は出来ない。それが僕の人間性だ。相手もそれが分かってるのかもしれない。連絡をすればちゃんと返事がある。それがお互い営業LINEだと分かっていてもちゃんと返事がある。他の人はどんどん無くなっていく中この人はちゃんと返事がある。それだけの人間性、そしてお店に来てくれるだけの信用と経済力があると思ってくれているのだ。
本当はお金など無い。生活するのもやっとだ。だけどキャバ嬢とは言えこんだけ僕が来きてくれる、来れるだけのお金を持った人間だと思ってくれている。だから行くしかない。向こうの期待に応えて上げる事で僕の人間の価値も上がるってもんだろう。
社長目当てかぇ。
俺にお金が無いのはバレてたんかぇ。
横棒使ってくるんじゃねぇ。
何だか分からんけど頑張って売れようと思いましたとさ。。
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2017.02.26 10:04